ホーム > 断熱コンクリート技術の概要 > 企画設計時の提案シミュレーションと実測結果(1)

前へ  | | | 4 |  次へ

4.企画設計時の提案シミュレーションと実測結果(1)

冬の外気から室内への影響

冬季、22℃の室温で、変動幅±10℃(最低気温−30℃、最高気温−10℃)の日平均値が−20℃の外気温のときの室内と床下への影響を解析した建物内外の表面温度分布を示したものです。2時間で全て入れ替える計画換気による生活排気熱を一旦床下へ通してから外へ排出する省エネの工夫を施し、最低でも17.6℃の室温を保っているシミュレーションと、さらに次の実測データからも「断熱コンクリート」の温度が安定していることがわかります。

冬の外気から室内への影響
冬の外気から室内への影響

参考文献:第17回ふゆトピア研究発表会論文
只石幸夫、成田優・長谷英法、サデギアン・M・タギ、申雪寒「断熱型枠」を見直した寒冷地コンクリート構造の物性観察(2004.10)

モデルハウスのコンクリート内部温度測定

モデルハウスのコンクリート内部温度を夏・冬それぞれ測定した結果を下記に掲載します。

(右図:測定ポイント)

 

モデルハウス 5月〜11月までの温度観察

モデルハウス 5月〜11月までの温度観察
1日の平均温度をまとめました。屋上表面の温度が低い時は、曇りや雨の時です。

 

モデルハウス(夏)

モデルハウス 夏の温度観察(1週間グラフ)
モデルハウス 夏の温度観察(1週間グラフ)

 

モデルハウス 夏の温度観察(1日間グラフ)
モデルハウス 夏の温度観察(1日間グラフ)

 

モデルハウス(冬)

モデルハウス 冬の温度観察(1週間グラフ)
モデルハウス 冬の温度観察(1週間グラフ)

 

モデルハウス 冬の温度観察(1日間グラフ)
モデルハウス 冬の温度観察(1日間グラフ)

 

このような様々なシミュレーションを元にした設計を行い確かな提案を行っております。
企画設計時の提案シミュレーションと実測結果(2)

前へ  | | | 4 |  次へ

ページのTOPへ | ページを印刷する

Copyright © 2005 Tadaishigumi All Rights Reserved.