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1.太陽光があたる影響

日射による外壁などの温度観察

太陽光の影響 実測グラフ

実測 2005年7月4日 旭川市東旭川

太陽の光=日射熱を受ける車のボンネットなどが触れられないほど熱くなる現象を、東西南北4方位の壁面及び屋根の5点を6時から20時まで測定しました。
日の出から日の入りまでの時間の推移とともに各々の壁面温度が大きく変化していることがわかります。
外気温以上にこの日射取得熱変動の繰り返しが、建物などの屋根や壁の劣化に大きく影響していることがわかります。

断熱性能のとらえ方

断熱性能のとらえ方

参考文献:第17回ふゆトピア研究発表会論文
只石幸夫、成田優・長谷英法、サデギアン・M・タギ、申雪寒「断熱型枠」を見直した寒冷地コンクリート構造の物性観察(2004.10)

図3は、建物の外壁面が受ける日射等の熱がコンクリートの壁体を通過して室内へ及ぶ推移を3種類の断熱工法別にあらわした図です。
厚さ180mmの断熱なしコンクリート壁では、日射熱の影響が室内へ伝わるのが2時間程度で、30mmの内断熱を施した場合で3時間、外内両面55mmの「断熱コンクリート」壁では5時間以上の遅れがそれぞれ生じることがわかります。
従って外気温や日射による相当外気温上昇に対してコンクリート躯体の外側から遮る断熱工法が、壁面のコンクリートに与える熱の影響は少ないと言えます。

外気の影響をうけるコンクリート

コンクリートは頑丈で半永久的と言われていますが、紫外線や雨風、温度変化の影響で凍害などの問題が多く報告されています。(右:断熱切れを起こした建物の外壁面温度測定サーモグラフ)


※凍害を受けた橋梁部材

※乾燥収縮によりヒビのはいった建物外壁

こうした影響が心配なく暮らせる安心をご提案します。
断熱コンクリートを利用して快適な室内環境を実現

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