土木 04

地場木材「カラマツ」活用の高機能エクステリア 「えぞ木 カムイ」シリーズ

■企業の概要

     
  会社名  シスコン・カムイ株式会社  
  代表者名 代表取締役社長 只 石 幸 夫
  住 所  〒078-8368  旭川市東旭川町旭正362番地
  設立年月 1979年9月
  資本金  4,300万円
  従業員  5名
  担当者名 システム開発室 高見 千比路
  電 話  0166-32-4483  FAX 0166-32-4290                                                      

■新技術・工法・製品・製品・運用の名称等


  新技術・新製品等の名称   地場木材活用の高機能エクステリア「えぞ木 カムイ」シリーズ
  新技術・新製品等の区分   ○1.工法  2.機械  ○3.材料  ◯4.製品  ○5.その他

 

■新技術・新製品等の概要

 「えぞ木 カムイ」は木材の優位特性を活かすため別性格の異種材と機能的に 組合せる独特の工法で

   1.周囲になじむ景観形成品としてのデザインが豊富になりました
   2.積雪寒冷や台風に十分耐える強度を備えました
   3.部材のプレハブ化で現場製作を大幅に削減しました
   4.部品交換や補修のメンテナンスが容易になりました

 特 徴(新技術等の特徴について、必要に応じて図表、写真やイラスト等を用 いて記入して下さい)

  

「えぞ木 カムイ」の製法・工法に盛り込む多様なテーマは


  ・省人化 ・省力化 ・経済性向上 ・施工精度向上 ・耐久性向上 ・安全性向上
  ・作業環境の向上・周辺環境への影響抑制・地球環境への影響抑制 ・.省資源・省エネルギー
  ・品質の向上 ・リサイクル性の向上  ・その他(デザイン企画等に地域利用者の参加を採用)

  

製法・工法での従来製品との相違点 は



 ・ニーズに適応可能な利用機能や性能保持のため、構造計算に基づくデザイン設計で異種材が主の構造
  材と外装の地場木材を基本に組み合せます

 ・木材の工場管理含水率を10%に設定し、ねじれ・ひび割れを抑制することで防腐機能を高め、精度
  加工を施し触感、美感等、木独特の優しさやぬくもりを発揮させます

 ・従来、現場組上後に表面のみ塗布される木材保護は部材の段階で全面塗布し耐久性を高める等を一例
  に制作過程でも従来の欠点を補います

 ・木材の耐久性を損なう主要因の土中埋設を避ける「非接地工法」に徹してライフサイクルを高めます

 ・新設と同様にこの製法・工法を応用して使われなくなった既設鉄製品のリニューアルも提案します

  屑入れから木橋まで屋外景観形成に広範囲で利用される「えぞ木 カムイ」はつづけて
  道立林産試験場、道立工業試験場、北海道東海大学等研究機関のアドバイスを受け、デザイン設計と
  製作・設置に多くの地場企業がプロジェクトパートナー参加し、それぞれの役割を担っています

 

コスト縮減等の活用の効果*従来技術等名
: 円柱丸太材を現場で組立る等の従来の製法・工法


 1.経済性[20〜40%向上](異種製品と同等以上の機能・制作・工法を追究設計)
 2.省人・省力化 [1.30〜50%向上](工場キット化) 3.工期  [1.70%向上](現場作業削減)
 4.品質・出来形 [・向上](工場含水率10%)   5.安全性  [・.向上](可能な限り工場制 作)
 6.施工性    [・向上](プレハブ化され容易) 7.環境への影響[・向上](無害剤の利用)
 8.その他   (地盤掘削を抑制する非接地工法・実用新案で木材腐食を抑制)

 

新技術等の特徴


 ・新しい地域事業創出に向けて 「えぞ木・カムイ」の実例

 ・地域ぐるみで取り組む産学官 「地域企業連合」のすすめ方

 ・えぞ木カムイの工法

 

新技術等の施工上・使用上の留意事項


 ・木材乾燥が前提にない従来製品仕様の防腐加圧処理が不適
  人工乾燥処理でひび割れ等からの腐食を抑制し、更に木部は土中に埋設しない「非接地工法」が原則

 ・従来品等との比較においては材料費に施工費を加算
  プレハブ化によるトータルコストの比較を基本に経済性優位を盛り込むデザイン設計する製品

 ・特にオリジナル製品の場合は開発コストを加算する製品としての単価適用
  地域毎の個性・多様性を重要視する現状に合った機能・経済性比較を原則にデザイン設計する製品

 

施工単価・歩掛・製品価格等


 「月刊 積算資料」(財)経済調査会刊)でデザインフェンスを掲載
 製品毎に構造計算に基づく設計・積算内訳書を随時提出し機能対経済性等の公的評価を受けています

 

適用の条件



 行政と市民・専門企業が一緒に取り組むまちづくり協議が増え、生まれる地域合意に適応する「えぞ木
 カムイ」の企画製品・工法をより 行政と市民・専門企業が一緒に取り組むまちづくり協議が増え、生
 の連続工程を主旨共有して進めやすい「デザインビルドシステム」が理想の方 式と考えられます
 コスト削減の取組から企画提案設計仕様の製品開発付加価値が見落とされ材+工のみ積算計上されるこ
 とがあり、地域合意に基づく企画主旨を製作・設置一連の工程で共有する新しい製法・工法の「製品」
 として既存する同機能の異種材製品等と並べてトータル機能・経済性を比較・選定していただきたい

 

単価・歩掛の根拠



 過去に審査を受けた見積り内訳書

 

■その他特記事項


  特許又は実用新案等    

  ・実用新案 1件 他、意匠登録・商標登録など

  ・受けた表彰等

  ・優良道産品推奨

  ・工事採用実績


「新しい技術・工法・製品・運用」一連の補足
地場木材「カラマツ」活用の高機能エクステリア 「えぞ木 カムイ」シリーズ
地域の企業50社が連携して産学官事業で進める「地域企業連合」の取り組み


  地場活性を目的に中小建設関係者で取り組みだした地域製品「えぞ木 カムイ」開発研究の経緯

  地場共同開発研究の体制

  共同研究機関 道立林産試験場  道立工業試験場  北海道東海大学
  共同開発企業 シスコン・カムイ クリエイター 只石組 大 谷 その他多数
  連携参加企業建設関連を主に様々な業種の地場企業約50社が得意分野を担ってプロジェクト参加

  それぞれが建設業に関わる一員として十余年前から企業の自助努力と企画提案力高揚が示された構造
  改善テーマのもとに異業種交流を組織して積極的な取り組みがはじまりました

  地域複合機能を有機的に結合するコンセプト設定から
  地場の木材等の素材と既存の施設や技術を組み合わす新製品開発を道立林産試験場のアドバイスで着手

 ・商品経済性を計るため技術的に何処まで可能か、それにはいくら掛かるかの試行を繰り返し
   従来品に無い高品質・広機能・広価格帯の未開発分野を新しい開発製品のターゲットに絞り込み

 ・地域利用とその運用に必要な機能を計り、どれだけ掛けられるかが商品経済性の原則と捉え
   市場実績をもつ異種材製品との比較では材・工・運用のトータルコストでデザイン設計する

 ・異種材との融合が林野庁の間伐材利用促進モデル事業の新工法として平成7・8年度工事で採用

 ・熊本県から研修生を受け入れ、 阿蘇の杉を活用する同じ事業が森林組合をリーダーにはじまった

 ・この技術情報公開で道内近隣の自治体・森林組合からも地域事業ネット参加の打診が生まれてきた

 ・「木材活用の地域事業化」にこのノウハウを供与し相互支援する統一ブランド全国ネットが目標


  また別の地域事業開発研究では

   スタッドレス化のスリップ増加を先見し、自家用に開発した簡易防滑剤散布機「はやまきくん」が
   道立工業試験場等の支援で商品化され道路管理の行政・同業者へ販売提供されている
   作業・利用する人たちも参加する手法で発掘された地域潜在ニーズの対応に経済性を発揮できる地域
   既存技術の有機的結合が盛込まれた
   防滑剤散布は厳寒期の劣悪な環境変化の緊急対応なので、地域内で制作・利用・保守までの一連のシ
   ステム運用が可能なことを製品開発の絶対的固定条件にした
   地域の有機的な複合機能結合で運用の容易さと域内保守可能がこれからの重要な課題評価と捉える
「はやまきくん」の受賞歴
     96.05 旭川しんきん産業振興奨励賞 次点  97.02 さつぎんドリーム基金開発助成
     97.02 全国中小企業融合化成果優秀製品賞  97.02 北海道工業技術力ワンランクアップ


  

建設業から地域事業開発PJ運営が主体の企業形態に変化した「シスコン・カムイ」の概要補足


   一級建築士事務所 登録番号 北海道知事登録(上)第485号 ・登録年月日 平成8年9月15
   「有資格者」 技術士(建設) 一級建築士 1名 測量士 1名 一級土木施工管理技士2名
    二級土木施工管理技士 1名 二級造園施工管理技士 1名  一級機械施工管理士 1名
   「その他の業務従事者」 アウトドアプランナー(フィンランドから) 1名  デザイナー 4名

   URL:http://www.sc-kamui.co.jp

 

公共採用システムでの地域事業支援を求めて


  このように私たち地場企業の自立連携から創造される新規・特異性を継続的に高度・活性化するには
  地域経済の循環システムの一員として認知され、地域需要に応える供給システムに継続して参加でき
  ることが原点です。
  社会性を保ち変化に適応する新しい発受注システムでの公共採用が必要とされる今、今回の交流促進
  事業が「試される大地 北海道」自律の大きなきっかけになることを願っています。

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E-Mail
kamui@sc-kamui.co.jp