1998.04
                               kamuitad

 「個々の対話から築かれる相互信頼が職場の仕事づくりを進めます。」
 
 「私たちは共有の目的に向って目標を達成するため、ここに集まっています。」
  個々の価値観の高さが人を成長させ、集まる組織を強くします。
  明確な目的で一人ひとりが価値観を高められる集団を目指します。

 ・目的(未来指標の到達点)・目標(近日指標の到達点)の定義を明確に
  共有のビジョンへ到達するために一人ひとりがどう行動するか
    戦法 (理念)豊かさの工夫を共創します ────┐
     ↑                      │
     │ ←思想(価値観)による裏づけ(知恵)   │  ビジョン
     ↓     《地域をデザインする個性的な集団》│   未来先取り・現状否定
    戦略 ────────┬──── 《目的》 ──┘
     ↑         │
     |         └──── (目標) ──┐   過去延長・現状肯定
     |←−− 能力による裏づけ(知識)      │   計 画 
(長期・年次・当面目標)                │
     ↓                      │   (目的到達への手段)
    戦術  (現場の実践理論)   ────────┘   全員で分有・部分から着手
                                必達手段は「現状打破!!」

 ・よく「現状打破!!」と言われるがどう進めるのか、「何故」必要なのか

    過去延長に現在があり肯定して把握することで今後の計画が組める。ビジョン
   に近づくために価値観を高めるには現状を把握した上で、現状の取り組みを、新
   しい組合せや仕組みに構造変革し新しい取り組みで計画必達に取り組まなければ
   進められない。これが「現状打破」が必要な理由です。

 ・ピンチがチャンスと言われるのは何故、その仕組みとは

   目標必達には、価値観を高く掲げ、実現困難と思える位の指標値を示すことが絶対必要です。
   何故なら、容易な目標ではリスクを感じとれず甘い行動を許しがちで、逆に困難な目標に立
   ち向かうには常にリスク計算を済ませ、様々なピンチを予測してクリアする行動計画が組まれ
   実践に取り組むからです。

 ・今期の重点行動は、当面目標を設定しクリアする計画的な行動の繰り返し
     計画立案とその実践行動は、当面(週間・月次)目標達成をめざす日常の上司と部下の共同考動の繰り返し

  行動計画達成 = 有形・無形の装備*集散動静の組合せ*時間*環境つくり
  目標必達に必要なモノや手順を教えることが大切 設定課題に共有感をもち達成

    ・一人ひとりが他から違う価値観を受け入れ、他へその価値観を伝える全員分有の行動
    ・人を尊敬できて自分の志操が高まる 人を評価できる自分が更に志操を高める
    ・価値観の高さが人を成長させ、価値観の高い人の集まりが組織を強くする
    ・志操(しそう) 志を行動に変えるには
       道具(創意工夫)・・規矩(きく) 定規とコンパスで製図化・・思想を図化して明確に伝えられる
       思想・価値観・・他から受け入れた志を自分の言葉や文字・図・グラフに変えて相手に明確に伝える
       例えば、折れ線グラフ(選択判断)は点と結合線(知識・情報)に
                        座標軸・指標・目盛り(知恵)を組み合せて明確に伝えられる

     高い価値観を持つ人は自分本位で物事を捉えず他人を裏切らないから信頼関係が築かれる

   これまで重視されたタテマエの対話からホンネを語り合える関係つくり

     時代の変化に対応するには、相手の話がホンネかタテマエかを確認できる力量を養う
     激動過渡期の今は、タテマエを表にだしながらホンネで信じてもらうことが大切

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