21世紀の地域システムをご一緒に
* 先見と実行 理と情熱で *

・シスコン・カムイの基本概念

  「地域産学官企業連合」のコーディネーター「シスコン・カムイ」のなりそめ

 地域産学官交流ではじまった土木屋とカラマツの出会い

    十数年前から産学官交流に参加して「地域素材を屋外景観に活かす異業種開発」で暴れ
   木材「カラマツ」と出会い、それまでの「土木技術」に「デザイン」を組み合わすエクス
   テリア制作がはじまりました。

 土木技術者とデザイナーで企業化

    北海道立林産試験場や大学の力を借り、パートナーと繰り返す手探りの試作にデザイン
   スタッフが加わりはじめました。やがて、地場のカラマツを活かし企画する景観形成品の
   総称を「えぞ木 カムイ」と名付け、企業化が難しいといわれる「土木技術者」と「デザ
   イナー」の共存集団『シスコン・カムイ』が地域産学官企業連合のコーディネーターとし
   て誕生しました。


  商品化で評価された建設関連企業連合に木材関連企業が参加拡大

    建設関連企業の別プロジェクトで開発された防滑砂散布機「はやまきくん」が冬のツル
   ツル路面でスリップ防止に役立つと評価され先に商品化されました。
   「えぞ木 カムイ」と「はやまきくん」、この二つのプロジェクトの関連をよく聞かれ
   ますが、建設業のニーズ探索からはじまった共通点をもっています。
   地域ニーズを先見する「モノつくり」に、地域の利用者が一緒になって開発に取り組む
   というもう一つの共通点もあります。
    開発過程に積極的な参加を促すため、はじまりから可能な限り情報開示して、地場活用
   を優先しながら足りないところでは外部支援をあおぎ、地域にノウハウを蓄積するシステ
   ムです。


  北欧フィンランド、熊本や地域の医療・農業・観光の関係者とネットワーク

   95年には北欧フィンランドからアウトドアプランナーを招き、北欧の暮し良さを地域
   内外の人たちに広める様々な事業を彼等家族が中心になって進められています。ラップラ
   ンド大学・デザイン企業・建築設計会社とも技術交流がはじまりました。

   96年春に開設された旭川周辺の産業高度化をはかる旭川リサーチセンターのインキュ
   ベートルームで地域特性と多様な個性を活かす地域の豊かさの共創を続けています。
   同じ96年、熊本からの研修生を受入れ現地の森林組合に技術供与したことから九州杉
   を活かす「熊本の地域産学官企業連合」のコーディネートを依頼され取り組んでいます。
   またKOTAねっとを一つの例に“北海道の豊かな自然で多くの人たちに滞在してもら
   う、一息つける元気村つくり”でも医療や農業、観光の関係者と一緒に進めています。


   30社が同意と共感で参加する「地域産学官企業連合」のコーディネーターとして

      繁栄をもたらした社会システムに疲弊が目立つ現状を地域システム変革の過渡期ととら
    え、土木技術者、デザイナー、情報処理スタッフに一級建築士、技術士が加わり建築士事
    務所・建設コンサルタントの機能をもって取り組んでいます。

  「シスコン・カムイ」はこれからも北海道内外の森林組合をはじめとする同意と共感の
  パートナーと一緒になって新しい「地域産学官企業連合」によるパワーアップ共創を進め
  ます。

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